トムヤムクンやソムタムなど、タイ料理といえば辛いのが特徴ですが、このゲーンチュートは、辛くもなく酸っぱくもないスープで、具材は白菜、キクラゲ、肉団子、卵豆腐などが入っています。

辛さも香辛料もないので、日本人も安心して食べることができるタイ料理です。

ゲーンチュートタオフーの基本情報

料理名	ゲーンチュートタオフー（แกงจืดเต้าหู้หมูสับ）
英語名	Clear soup with tofu and minced pork
食べれる場所	屋台、食堂、レストラン、フードコート
意味	ゲーン＝スープ、チュート＝薄味、タオフー＝豆腐
特徴	タイ風豆腐と豚肉団子のあっさりスープ
辛さ	★（辛くないタイ料理）

ゲーンチュートタオフーとはどんな料理？

ゲーンチュートタオフーは、名前の通りに素朴であっさりとした中華系スープです。

辛くて味がはっきりしているタイ料理の中ではかなり異質で、ゲーンチュートタオフーは全くと言っていいほど辛くない料理なので日本人も安心して食べることができます。

材料は豆腐や豚肉団子、白菜、春雨、キクラゲなどが入り、シーイウカオ（タイの醤油）、ナンプラー、鶏がらスープ、ニンニクで味付けをし最後にパクチーを乗せるのがポイントです。

ほぼほぼ同じレシピで、違いは海苔が入る「ゲーンチューサライ」もさっぱりとしてオススメです。

ゲーンチュートタオフーはどこで食べることができる？

ゲーンチュートタオフーはトムヤムクンほど有名ではありませんが、あっさりとした味付けから日常的に食べるスープとして人気があります。

ですが、中には胡椒や鶏がらスープを多く使い過ぎて「チュート（薄い）」とは言えないような濃い味付けのお店もあるので、やはり事前に評判のいいお店を調べて行くのが間違いないでしょう。

中華系の料理がメインで人気があって人の出入りが多い食堂で食べるのがオススメです。

タイでも人気「タイ風豆腐」

タイ人も豆腐は好きでスーパーに行けば日本式の豆腐を簡単に見つけることができます。

ただし、日本の感覚からすると値段が少々高くだいたい一丁で60バーツ（200円）くらいします。

実はタイで売られているメインの豆腐は形がまったく違い、円柱型のパックに入って売られていて輪切りにして食べます。

値段はだいたい10バーツ（約30円）くらいなので、かなりお手頃に手にいれることができます。

味は全体的に豆の香りは薄めで淡白です。

ただしっかりとした硬さがあるので煮込んでも崩れにくいので、ゲーンチュートタオフーだけでなくタイスキ（タイ風鍋もの）などにもよく使われます。

タイの豆腐も美味しいのでおすすめです！