




トーンイップの詳細
料理名 | トーンイップ(ทองหยิบ) |
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英語名 | Thai golden eggs |
食べれる場所 | 屋台、食堂、フードコート |
金額 | 10バーツ(約30円) |
意味 | トーン=黄金 イップ=取る |
特徴 | 鶏卵のお菓子のシロップ漬け |
トーンイップとはどんなお菓子?
トーンイップは黄金のお菓子と呼ばれるタイの伝統菓子です。フォイトーン(鶏卵素麺)と材料は同じで、アヒルの卵と砂糖、米粉で作った生地を小さく丸めて、熱くて甘いシロップの中に浸します。シロップから引き上げた生地を小さな器に移して、花びらの形に整えたら出来上がりです。
味はシロップが染み込んでいるので、とにかく甘いのが特徴です。日本人にとっては少々甘すぎるかもしれませんが、花の水(ジャスミンが多い)の香りは日本人の好みに合うはずです。
トーンイップはどこで食べることができる?
トーンイップはその黄金色から、金運が上がる縁起のいいお菓子として、結婚式や様々な伝統行事で好んで食されています。カノム屋台(お菓子の屋台)から宮廷料理を出すレストランまで、いろいろな場所で食べることができますが、やはりカノム屋台がオススメです。
旅行者にはあまり機会はないとは思いますが、結婚式に参加する機会があれば、しっかりとトーンイップを食べて、金運をアップさせましょう!
タイの縁起のいい「黄金のお菓子」
タイにはトーンイップに限らず、黄金の色をした縁起のいい伝統菓子がいくつかあります。
フォイトーン( ฝอยทอง):
『フォイトーン』はトーンイップと全く同じ材料ですが、フォイトーンは細長く麺状にして、シロップに浸します。出来上がりは素麺のような形になることから、鶏卵素麺と呼ばれています。
トーンヨート(ทองหยอด):
トーンヨートはトーンイップを花びらではなく、なみだ形に仕上げたものです。
メットカヌン (เม็ดขนุน):
『メットカヌン』は緑豆餡に卵黄で衣をつけたものをシロップに漬けて、ジャックフルーツの形に仕上げたお菓子です。
確かに黄金の色を見ていると、金運が上がる感じがしますね!