タイに行ったら絶対に食べたい料理のひとつ『オースワン』。オースワンは一言で言うと牡蠣の鉄板焼き!タイの『お好み焼き』や『タイ風チヂミ』などと紹介されることが多い料理ですが、一体どんな料理なのでしょう。
オースワンの基本情報
料理名 | オースワン(ออส่วน) |
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英語名 | Oo swan(Fried oyster pancake) |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
意味 | オースワン=料理名 |
特徴 | 牡蠣のタイ風お好み焼き |
辛さ | ★(辛くないタイ料理) |
オースワンとはどんな料理?
オースワンは、水で溶いたでんぷん生地に牡蠣をまぜ卵とたっぷりの油で鉄板でき焼き、焼いたもやしの上に乗せた『タイ風牡蠣のお好み焼き』です。
焼くというよりは、たっぷりの油で揚げるように調理するのでかなり油っこく、見た目も『お好み焼き』というよりも韓国の『チヂミ』に似ているかもしれません。
オースワンは脂っこいタイ料理ですが、下に敷いたもやしが上手く油っこさを抑えてくれスイートチリソースとも相性抜群!
そのまま食べてもよし!チリソースをつけてもよし!と、どんどん箸が進むこと間違いなしのタイ料理です。
オースワンという名前に意味はない!
タイの『お好み焼き』や『タイ風チヂミ』などと紹介されることが多いオースワンは、料理名が独特なんです。
タイの料理の名前は『材料名+調理方法』が料理名になっていることが多いのですが、オースワンという料理名はこの料理専用の言葉であり、ほかの意味は特にありません。
カオマンガイ:カオ=お米、マン=蒸す、ガイ=鳥
オースワン:オースワン
という料理名で、オースワン専用の言葉でありとくに他の意味はありません。
オースワンとホイトートの違いとは?
オースワンと似たような料理に「ホイトート」があります。
違いは、ホイトートは牡蠣の代わりにムール貝を使う場合があることやでんぷんではなく小麦粉を使うくらいで、味付けなどはほぼ同じです。
食材自体はほぼ同じなのですが、
ホイトート
ホイ=貝
トート=揚げる
この名前の通り、ホイトートは揚げる要素が強く生地には薄く伸ばした小麦粉を使用しているので、食感がパリパリとしているのが特徴です。
この食感の違いで人気が別れるタイ料理で、ホイトードが『カリッ』や『パリパリ』とした歯ごたえなのに対して、オースワンは『もっちり』や『プリプリ』としています。
タイに訪れたら『オースワン』と『ホイトート』をぜひ食べ比べてみましょう。
オースワンはどこで食べることができる?
オースワンは屋台、レストラン、フードコートなど、どこでも気軽に食べることができるので、食べるお店が見つからなくて困るということはまずないでしょう。
ただオースワンは庶民的な料理なので、高級レストランよりも屋台や食堂でビールを飲みながら気軽に食べるのがピッタリです。
オースワンを食べる際に注意したいのが牡蠣の鮮度です。
タイでは魚介類に完全に火を通さず、半ナマに近い感じが美味しいとされているため、牡蠣を大量に使うオースワンを食べる際には、衛生状態がよく外国人観光客に人気のあるお店を選ぶことがおすすめです。
やっぱり気をつけたい!タイのシーフード
タイでは鶏肉や豚肉が好まれているイメージがありますが、シーフードも人気がありよく食べられています。
日本では衛生管理が徹底しているので、刺身で出されても安心して食べることができますが、タイでは少々気をつけなくてはいけません。
タイではお店によって食材の管理状況がかなり悪い場合があります。
特に屋台などでは、生のエビや魚を炎天下にそのまま保管していたりするお店もあるので、慣れていない日本人は要注意です。
また、火を通すからと安心してはいけません。
ほとんど半ナマの状態で出されてきたりするので、慣れていない人が安易に口にすると嘔吐や最悪、食中毒の可能性も考えられます。
体調がよくない時は思い切って食べないという選択も必要かもしれません。