



ソムタムラーオとは
料理名 | ソムタムラーオ(ส้มตำลาว) |
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英語名 | Thai papaya salad Laos style |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
金額 | 30〜50バーツ(約90〜150円) |
意味 | ソム=酸っぱい タム=叩く ラーオ=ラオス |
特徴 | ラオス風青パパイヤサラダ |
辛さ | ⭐⭐⭐〜⭐⭐⭐⭐(調理前に辛さを注文できる) |
ソムタムラーオとはどんな料理?
ソムタムは、タイ東北部イサーン地方の伝統料理です。青パパイヤのスライスをナンプラーやニンニク、ライム、ココナツシュガー、干しエビなどと一緒に叩いて和えます。
しかし、ソムタムラーオは同じソムタムですが、味付けがかなり違います。
ラーオと名前にあるようにラオスの影響がかなり入っていて、ソムタムに付き物のナンプラーや砂糖はほとんど使いません。代わりにプラーラー(魚を塩や麹などで発酵させたイサーンの調味料)と大量の唐辛子を入れます。
ナンプラーとは比べものにならない魚臭さと、びっくりするような辛さの料理ですが、慣れればクセになる味です。
ソムタムラーオはどこで食べることができる?
ソムタムラーオはイサーンに限らず、タイ全土どこでも食べることができます。バンコクにもソムタムの専門店はたくさんあります。
基本的にタイ東北部以外の都市では、ソムタムといえば、“ソムタムタイ”です。ソムタムラーオは全くの別物ですから、辛さに強いという型でない限り、注意が必要です。
ただ、辛さを抑えて作ってもらうくらいなら、最初からソムタムタイを食べればいいことで、少々もったいないです。カオニャオ(もち米)と一緒に、上手に辛さを抑えながらトライしてみてください。
タイ東方部の伝統的調味料「プラーラー」とは
ソムタムラーオに使われるプラーラーは、小魚を塩と麹に漬け込み、1年ほど熟成させた発酵調味料です。上澄み液は主にナンプラーとして使われ、残った身を料理に使います。イメージとしては、アンチョビや塩辛といったところでしょうか。
当然、強烈な臭いがしますが、慣れるとまさに病みつきの味に!
タイの東北部では、普通の家庭でも、自分たちで獲った川魚や市場で買った小魚で、プラーラーを手作りするのが当たり前です。日本でも輸入品としてプラーラーを手に入れることができますので、興味のある方は試してみてください。