タイ料理（サラダ）ヤムカイダーオは「目玉焼きのサラダ」です。タイの目玉焼きは日本の目玉焼きとは違い、油を大量に使用して焼き上げるので、黄身はふっくら、表面はカリッとしており、そのカイダオと一緒に様々な食材を混ぜヤムカイダーオを作ります。
ヤムカイダーオの基本情報
| 料理名 | ヤムカイダーオ（ยำไข่ดาว） |
|---|---|
| 英語名 | Spicy fried egg salad |
| 食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
| 意味 | ヤム＝混ぜる、カイダオ＝目玉焼き |
| 特徴 | タイ風目玉焼きのサラダ |
| 辛さ | ★〜★★★（少し辛いタイ料理） |
ヤムカイダーオとはどんな料理？
ヤムカイダーオは、カリッと揚がった目玉焼き（カイダオ）を使った「目玉焼きのスパイシーサラダ」です。
ヤムカイダーオはタイ人からとても人気が高く、その理由として美味しさの他にも冷蔵庫にある食材のみで作れてしまうことから、タイの一般家庭ではとてもよく食されるタイ料理です。
目玉焼き（カイダオ）は、日本の目玉焼きとは違い、タイの目玉焼きは大量の油でカリッと焼き上げるので、焼くというよりも揚げたような仕上がりになります。
ざっくりとカットした目玉焼きと、トマト、玉ねぎ、セロリ、パクチーなどの野菜を、ナンプラーやライム、砂糖、唐辛子などで和えて作ります。
トロリとした黄身とピリッとした酸味のあるソースが絡まり、日本人にもとても食べやすく仕上がっているタイ料理（サラダ）です。
ヤムカイダーオはどこで食べることができる？
ヤムカイダーオはとてもポピュラーなタイ料理なので、屋台や食堂はもちろん、フードコートなどどこでも食べることができます。
ただし、ヤムカイダーオは意外にもメニューに載っていないことが多くあります。
そんな時でも「ヤムカイダーオが食べたい」とお願いすると、サッと作ってくれることが多いので、メニューに無くてもとりあえず作ってくれるか聞いてみましょう。
ヤムカイダーオの主役『カイ＝卵』の色々な食べ方
ヤムカイダーオはタイの目玉焼きのことですが、タイでは卵はとてもポピュラーな食材で色々な料理に使われており、鶏だけでなくアヒルや鴨の卵もよく使われます。
カイジャオ（ไข่เจียว）
タイ風の卵焼きで、周りはカリッと中はふんわりしていて癖になる一品、シンプルな料理ながら侮れないタイ料理です。
中にひき肉が入った「カイジャオムーサップ」なども人気があり、食べる時は甘辛いチリソースをかけて食べることもあります。
カイヤッサイ（ไข่ยัดไส้）
ひき肉や野菜、春雨などを炒めて薄焼き卵で包んだ「タイ風オムレツ」です。
カイジャオと並んでとても人気が高く、カオジャオ派とカイヤッサイ派で別れるほど人気があります。
カイヤッサイを食べる時は、甘辛いチリソースやケチャップをかけて食べます。
カイケム（ไข่เค็ม）
カイケムは普通のゆで卵ではなく、塩水に浸けたアヒルのゆで卵で、かなりしょっぱいのが特徴です。
カイヨーマーという真っ黒な、いわゆるピータンもタイでは人気があります。
日本ではアヒルの卵を食べる機会はほとんどないので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょう。
忘れられない味になるかもしれません。
