タイのフルーツ【一覧】タイには多くの南国トロピカルフルーツがあり、日本では食べることのできないフルーツもたくさんあります。ここでは、タイで食べることができるフルーツの一覧と各フルーツの『旬』な時期を紹介していきます。
- タイのフルーツ
- パパイヤ(マラコー)【通年】
- バナナ(クルアイ)【通年】
- みかん(ソム)【通年】
- パイナップル(サパロット)【通年】
- タマリンド(マカム)【1〜2月】
- グァバ(ファラン)【1〜3月】
- プラムマンゴー(マプラーン)【3〜6月】
- ローズアップル(チョンプー)【3〜6月】
- ジャックフルーツ(カヌン)【4〜6月】
- マンゴー(マムアン)【4〜7月】
- ライチ(リンチー)【4〜7月】
- ランブータン(ンゴッ)【4〜8月】
- マンゴスチン(マンクッ)【4〜9月】
- ドリアン(トゥリアン)【5〜9月】
- カスタードアップル(ノイナー)【6〜9月】
- ロンガン(ラムヤイ)【6〜9月】
- ドラゴンフルーツ(ケーオマンコン)【6〜10月】
- サラクヤシ(サラ)【6〜10月】
- パッションフルーツ(サワロット)【7〜9月】
- ポメロ(ソムオー)【8〜11月】
- タイのフルーツ一覧【まとめ】
タイのフルーツ
タイでは年間を通して南国のトロピカルフルーツを楽しむことができます。
日本で見かけるフルーツもありますが、値段はタイの方が安く美味しいフルーツを食べることができるのがタイのフルーツの特徴です。
フルーツはどこで購入できる?
タイでフルーツを購入するには、
・デパートなどのフルーツ売り場
・スーパー
・屋台
・果物専門店
などで購入できますが、フルーツには『鮮度』が大切で当たり外れがあるものもあります。
タイで美味しいフルーツを買う方法
フルーツは鮮度が大事なものが多く状態によって味が大きく左右されます。
おすすめの購入方法は『人気のお店で購入する』というのがポイントです。
具体的には、
・お客さんが多い
・行列ができている
・タイ人客が多い
などを目印に購入することをおすすめします。
タイのフルーツ:旬な時期
タイのフルーツには『旬』があり、
・旬の時期が美味しいフルーツ
・旬の時期しか食べることができないフルーツ
があります。
※ここで紹介する『旬』の時期はあくまで目安としてご参考にしていただければと思います。
パパイヤ(マラコー)【通年】
パパイヤ(マラコー)は、タイで欠かすことのできないフルーツです。
一年中食べることができる食べ物なので、タイのさまざまな料理に使われています。
パパイヤ(マラコー)は、
・青パパイヤ
・完熟パパイヤ
の2通りの食べ方ができ、青パパイヤはタイの有名なサラダ『ソムタム』を作る際に使われます。
熟したパパイヤ(マラコー)はオレンジ色をしており、やさしい甘味のあるフルーツです。
バナナ(クルアイ)【通年】
日本でも当たり前にたべることができるバナナですが、タイでも通年バナナを食べることができます。
日本と違う点はタイのバナナはいろいろな大きさや種類のバナナがあることです。
タイではバナナを使った料理がとても多く、バナナを焼いて食べる『クルアイピン』やバナナを揚げる『クルアイトート』や『クルアイケーク』などさまざまな食べ方ができるので、ぜひ食べてみてください。
みかん(ソム)【通年】
日本同様タイでもみかんは有名なフルーツですが、日本のみかんとは異なり少し甘酸っぱいのが特徴です。
タイのみかんはそのまま剥いてたべるというよりも、ミキサーにかけて『ジュース』や『スムージー』にして飲むことが多いです。
街中の屋台で売られている『100%のオレンジジュース』や『スムージー』はとても美味しく、常夏のタイにはぴったりの飲み物です。
パイナップル(サパロット)【通年】
日本でも人気のあるパイナップルですが、タイでもとても人気で一般的なフルーツです。
屋台やスーパーなどどこでも気軽に食べることができ、味も日本のものと変わりないので日本人観光客でも安心して食べることができる人気のフルーツです。
タマリンド(マカム)【1〜2月】
タマリンド(マカム)は豆科の植物で、見た目は少し大きめな落花生のような見た目なので本当にフルーツ?と疑ってしまうのですが、殻を剥いていくと実が出てきます。
味は甘酸っぱく癖のある味で、その得得な風味を生かして料理に使われたりジャムやお菓子、飲み物などに加工して食べることが多いフルーツです。
スーパーや市場、お土産屋さんではタマリンド(マカム)のいろいろな加工食品が売られており、有名な調味料に『タマリンドペースト』やタマリンドのジュースなども売られています。
グァバ(ファラン)【1〜3月】
グァバ(ファラン)はビタミンCが豊富でタイ人女性にとても人気のあるフルーツです。
実は硬めですが水分が多く、味は薄めで日本の梨に似ているかもしれません。
食べる時はそのまま食べたり、マンゴーなどと同じように『赤唐辛子入りの砂糖』などをつけて食べるのがタイ流の食べ方です。
プラムマンゴー(マプラーン)【3〜6月】
マプラーンは水気が多く甘味があり日本の柿のようなフルーツです。
スーパーなどではあまり見かけないフルーツで、市場(マーケット)にいくと食べることができます。
ローズアップル(チョンプー)【3〜6月】
ちょっと不思議な形をした南国のフルーツ『チョンプー』はピンク色のものや緑色のものがあります。
味は薄く淡白な味ですがシャキシャキしており美味しいフルーツです。
屋台やフルーツ屋に売っているので、観光客でもみつけやすく気軽に食べることができるフルーツです。
ジャックフルーツ(カヌン)【4〜6月】
ジャックフルーツはゴツゴツした厚い皮の中に黄色の実が詰まった、世界一大きいフルーツです。
この黄色の身はもっちりしておりとても美味しいフルーツなのですが、独特な匂いがあるため好き嫌いがわかれるフルーツです。
ジャックフルーツ(カヌン)を購入する際は『匂いがきついもの』ほど、味が濃厚で美味しいと覚えておきましょう。
※ジャックフルーツとお酒を一緒に食べるのはとても危険なので要注意!
マンゴー(マムアン)【4〜7月】
タイに訪れるなら絶対に食べておきたいフルーツのひとつ『マンゴー(マムアン)』です。
タイではマンゴーは庶民的なフルーツで屋台でもスーパーでも気軽に手に入ります。
タイのマンゴーは品種がとても豊富で季節によって出回る品種が異なります。
食べ方も大きく分けると2種類…
・熟す前の青いマンゴー
・完熟のオレンジのマンゴー
など日本では体験できないような、いろいろな品種や食べ方を楽しむことができます。
青いマンゴーはそのまま食べるのではなく『赤唐辛子入りの砂糖』につけて食べるのがタイ流!
甘さのない青いマンゴーに、甘くて辛い『赤唐辛子入りの砂糖』は初めてタイに訪れる方には絶対に食べて欲しい一品です!
タイのマンゴーを使った有名なデザートといえば、ココナッツミルクのもち米に完熟マンゴーを載せて食べる『カオニャオマムアン』が有名です。
ライチ(リンチー)【4〜7月】
タイのライチは生の状態で販売されておりその実は非常にジューシー。
日本では冷凍ライチが主流のため、タイで食べる生のライチの風味豊かさにびっくりするはずです。
ライチは旬の時期4〜7月(4,5月がとくに旬)にしか流通していないので、旬の時期にタイの訪れる方はぜひ試してみてください!
ランブータン(ンゴッ)【4〜8月】
少し変わった外観のランブータン(ンゴッ)はライチのような甘さと酸味があるフルーツです。
ぱっと見は変わった外観をしていますが剥くと白くて透明な実が詰まっています。
プルプルとした食感がとても人気のフルーツです。
マンゴスチン(マンクッ)【4〜9月】
『果物の女王』といわれるマンゴスチン(マンクッ)は、日本人にも食べやすくとても人気があるフルーツです。
食べ方は、厚い皮を両手で挟むと割れ目が入るので、割れ目から一気に皮を剥きましょう。
皮を剥くと中から白い実が出てくるのですが、この白い実がクリーミーで甘く上品な酸味があり『甘さと酸味の調和』が取れたその味は誰をも虜にしてしまうほどの美味しさです。
屋台で売られていることは少ないので、購入する場合は市場(マーケット)へいくのがおすすめです。
※購入時のポイント:手で実を少し押して『皮が柔らかいもの』がおすすめ!
ドリアン(トゥリアン)【5〜9月】
ドリアン(トゥリアン)は言わずと知れた『果物の王様』で、強烈な匂いが特徴的なフルーツなので人によって好き嫌いが分かれます。
ドリアンは「匂いがキツイから食べたくない!」と食わず嫌いをしている方がたくさんいますが、新鮮なドリアンは『匂い』がほとんどなく『味』もとてもマイルドでクリーミーととても美味しいのです。
タイに訪れるからには、ぜひ『新鮮なドリアン』を食してみてください。
※ドリアンとお酒を一緒に食べるのはとても危険なので要注意!
※ホテルや乗り物には持ち込み禁止の場合があるので要注意。
カスタードアップル(ノイナー)【6〜9月】
カスタードアップル(ノイナー)はそのボコボコとした見た目から『釈迦頭』とも呼ばれているフルーツです。
食べ方はシンプルで、実を半分に割ってスプーンで食べます。味は外観からは想像できないほど果肉は甘くまろやか、かなり糖度が高いフルーツです。
カスタードアップル(ノイナー)を食べることができるのは『旬の季節』のみなので、タイに訪れる時期があえばぜひ食べてもらいたいフルーツです。
ロンガン(ラムヤイ)【6〜9月】
ロンガン(ラムヤイ)は水分が多くとてもジューシーで皮をむくとブドウのような白く透明な実が詰まっています。
ロンガン(ラムヤイ)は甘味が強く見た目はライチ(リンチー)に似ていますがライチ(リンチー)よりも味が好みという方が多くいます。
ドラゴンフルーツ(ケーオマンコン)【6〜10月】
ドラゴンフルーツ(ケーオマンコン)は、真っ赤な皮に包まれて白い実があり、その実の中にはたくさんの黒い小さな種が入っています。
味は薄味でさっぱりとしており梨のような味、シャキシャキとした食感が人気のフルーツです。
サラクヤシ(サラ)【6〜10月】
サラクヤシ(サラ)は日本ではほとんど見かけないフルーツで、見た目は表面がトゲトゲしており中には黄色の実があります。
香りは少しドリアンに似ていますが果実は甘酸っぱく、日本では味わうことのできないサラクヤシ(サラ)をタイで体験してみてはいかがでしょう。
※皮は硬く小さなトゲがたくさんついているのでむく際は要注意です!
パッションフルーツ(サワロット)【7〜9月】
パッションフルーツは、独特なルックスと風味が多くの人に愛されている個性的なフルーツです。
食べ方は実を半分に割ってから、中の部分をスプーンですくって食べます。
食べ頃のパッションフルーツは酸味と甘味がバランス良く、とても美味しいのでぜひタイに訪れるからには食べて欲しいフルーツのひとつです。
※パッションフルーツの選び方:表面のシワが『シワシワ』になったときがパッションフルーツの食べどき!購入の際は表面のシワをチェックしよう!
ポメロ(ソムオー)【8〜11月】
ポメロ(ソムオー)は大きな緑色の柑橘類で、日本でいうところのザボンです。
ポメロ(ソムオー)は柑橘類ですが甘過ぎず、酸っぱ過ぎずとバランスがとれたフルーツで番人受けするフルーツと言って良いでしょう。
酸味が少なく歯応えがあるポメロ(ソムオー)は料理の食材によく使われており、タイの有名サラダ『ヤムソムオー』というサラダにも使われています。
タイのフルーツ一覧【まとめ】
タイではさまざまな南国のトロピカルフルーツを楽しむことができます。
下記の『旬』の時期はあくまで目安として参考にしていただければと思います。